軽量サーブレットコンテナ「Winstone」でjspをさくっと動かす環境を作る
軽量サーブレットコンテナ「Winstone」を使って、jspをさくっと動かすための環境を構築する手順のメモです。
- ※[http
- //winstone.sourceforge.net/:title=Winstone]とは:サーブレットコンテナの一種。300kくらいの1つのファイルでHTTPサーバー、サーブレットコンテナの機能が提供されており、インストールが激しく容易。起動も高速でjspやサーブレットをさくっと動作させたい場合に便利です。
2.Tomcatからjasper関連のjarを取得して配置
WinstoneがJSPのコンパイルに使用する「jasper」とその依存モジュールを取得し、適当なフォルダに保存します。
必要なjarは以下の6つです。
Winstoneはデフォルトでは「./lib」以下のjarをロードするので、以下の構成で配置しました。
└$ROOT ├winstone-0.9.10.jar └lib └ここに依存モジュールを保存。
3.jspの実行を有効化するオプションを付けて、Winstoneを起動する
後は、jspの実行を有効化するオプションを付けて、Winstoneを起動すればOK。
動作確認用に以下のjspを作成して、「$ROOT/webapps/test.jsp」に保存。
<%@ page contentType="text/html;charset=UTF-8" %> <html> <head> <title>Hello World!</title> </head> <body> <% out.println("Hello World");%> </body> </html>
「$ROOT」ディレクトリに移動し、「webapps」とJspを有効化するオプションを指定してWinstoneを起動します。
$ java -jar winstone-0.9.10.jar --webroot=./webapps/ --useJasper
起動後、以下のURLにブラウザでアクセスし、jspが実行されていればOKです。
http://localhost:8080/test.jsp