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設定ファイル「ivysettings.xml」を明示する方法

Ivyで設定ファイル「ivysettings.xml」を明示する方法について。

  • 変数「ivy.settings.file」で指定する方法
  • 「ivy:settings」タスクで設定する方法

の2つがあります。

1.変数「ivy.settings.file」で指定する。

「ivy.settings.file」の値として、ivysettings.xmlファイルのパスを指定します。

...
  <!-- ivy設定ファイルのパス -->
  <property name="ivy.settings.file" value="foo.xml"/>

  <!-- 依存モジュールをダウンロードするタスク -->
  <target name="retrieve" depends="download-ivy" >
      <ivy:retrieve />
  </target>
...

↓のivy:settingsでファイルが明示されていない場合、デフォルトでは

  • ivy.settings.fileが示すファイルがあればそれを、
  • なければ、デフォルトの設定ファイルを

使うので、「ivy.settings.file」の値を変更しておけばそこから読んでくれます。

2.「ivy:settings」タスクで設定する

ivy:settingsタスクで明示することもできます。

  <!-- 依存モジュールをダウンロードするタスク -->
  <target name="retrieve" depends="download-ivy" >
      <!-- 設定ファイルのパスを指定 -->
      <ivy:settings file="./foo.xml" />
      <ivy:retrieve />
  </target>

file属性を使用してパスで指定するほか、url属性にURL形式で指定することも可能なようです。また、複数の設定ファイルをid属性を変えて登録しておき、タスクごとに切り替えて使うことも可能です。

...
  <!-- 依存モジュールをダウンロードするタスク -->
  <target name="retrieve" depends="download-ivy" >
    <!-- 設定ファイルをIDを変えて複数登録 -->
    <ivy:settings id="foo" file="./foo.xml" />
    <ivy:settings id="var" file="./var.xml" />
      
    <!-- 設定ファイルを変えてタスクを実行 -->
    <ivy:retrieve settingsRef="foo" />
    <ivy:retrieve settingsRef="var" />
  </target>
...