2008-03-08 時刻認証 情報セキュリティ 取引や手続きが行われた時刻や文書が作成された時刻を証明する仕組み。 存在証明 タイムスタンプの時刻に電子データが存在していたことの保証。 完全性証明 タイムスタンプ発行後にデータが改変されていないことの保証 が可能。 タイムスタンプの追加 タイムスタンプ要求 電子文書やログのハッシュを作成し、時刻認証局(タイムスタンプ局)に送付。 タイムスタンプトークンの発行 時刻認証局は、協定世界時と同期した正確な時刻を取得し、利用者から送付されたハッシュ値とあわせる。 さらに、時刻認証局の秘密鍵で署名を行う。→タイムスタンプトークンができる。 タイムスタンプトークンの埋め込み 利用者はタイムスタンプトークンを受け取り、文書に埋め込んで保存しておく。 タイムスタンプの検証 時刻認証局の公開鍵証明書を入手し、検証。 時刻認証局の公開鍵でタイムスタンプのデジタル署名を検証し、タイムスタンプに改ざんがないことを確認。 複合したタイムスタンプに含まれる文書のハッシュ値と現在の文書のハッシュ値を比較し、タイムスタンプ発行時から文書に変更がないことを確認。