Continuation

Continuationで中断した処理を再開します。

1. 中断する場所で組み込み関数「callcc」を実行。
2. ブロックに渡されるContinuationを記録
3. 後でContinuation#callを実行すると、「callcc」を実行した位置に戻って処理を再開できます。

continuation = nil
puts "start"

i = callcc { |cont|    # callccで現在の状態を記録
  continuation = cont  # ブロックの引数として渡されるContinuationを保存する
  puts "callcc"        
  0                    # callccの戻り値はブロックの評価値。この場合、0
}
puts i

# continuation.callでcallccを実行した位置まで戻って処理を再開。
# continuation.callの引数が再開時のcallccの戻り値になる。
continuation.call(i+1) if i < 10

出力:

start
callcc
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10