before,after,before_all,after_all

JSSpecでは、各example実行前の準備や後始末を行う関数としてbefore,after,before_all,after_allが使えます。xUnitでのsetUpやtearDownに相当するものですな。各関数の説明は以下の通り。

• before
  • 各exampleの前に、毎回実行されます。
• after
  • 各exampleの後に、毎回実行されます。
• before_all
  • exampleの実行前に、一度だけ実行されます。
  • beforeより優先度が高く、最初に実行されます。
• after_all
  • exampleの実行後に、一度だけ実行されます。
  • afterより優先度が低く、最後に実行されます。

動作確認用のサンプルも書いてみました。

describe('before,after, before_all, after_all の動作確認', {
  
  // 各exampleの前に実行される。
  before : function() { 
    alert("before"); 
  },
  //exampleの実行前に、一度だけ実行される。
  before_all : function() {
    alert("before_all"); 
  },
  //各exampleの後に実行される。
  after : function() { 
    alert("after"); 
  },
  //exampleの実行後に、一度だけ実行される。
  after_all : function() { 
    alert("after_all"); 
  },

  'example1': function() {},
  'example2': function() {}
});

実行結果はこちらです。