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Javaクラス解析機を作る 3日目

メソッドの解析に対応。相変わらず属性は未サポートですが・・・。

現在の読み込み対応データ

★付きが今日対応したモノ。

クラスデータ
名称 サイズ(byte) 説明
magic 4byte クラスファイルを識別するためのマジックナンバー。0xCAFEBABEが入る。
minor_version 2byte クラスのマイナーバージョン
major_version 2byte クラスのメジャーバージョン
constant_pool_count 2byte constant_pool (クラス名メソッド名などの定数が格納されるテーブル)の数
constant_pool 可変 クラス名メソッド名などの定数が格納されるテーブル。constant_pool_count-1個のconstant_poolが並ぶ。「文字列」や「Class情報」など種類がいくつかあって、それぞれデータ形式/サイズが異なる。
access_flags 2byte クラス/インターフェイスのアクセス権限情報
this_class 2byte このクラスファイルで定義されているクラスを示すconstant_poolのid。
super_class 2byte このクラスファイルで定義されているクラスの親クラスを示すconstant_poolのid。
interfaces_count 2byte 実装しているインターフェイスの数。
interfaces 可変(2byte*interfaces_count) 実装しているインターフェイスを示すconstant_poolのid。interfaces_count数だけ続く。
fields_count 2byte クラス/インターフェイスで定義されているフィールドの数。
field_info 可変 クラス/インターフェイスで定義されているフィールド。データ形式は「フィールドデータ」を参照。fields_count数だけ続く。
★methods_count 2byte クラス/インターフェイスで定義されているメソッドの数。
★method_info 可変 クラス/インターフェイスで定義されているメソッドデータ形式は「メソッドデータ」を参照。methods_count数だけ続く。
フィールドデータ
名称 サイズ(byte) 説明
access_flags 2byte フィールドのアクセス権限情報
name_index 2byte フィールド名を示すconstant_poolのid
descriptor_index 2byte フィールドの型の文字列表現を示すconstant_poolのid
attributes_count 2byte フィールドに付加された属性の数
attribute_info 可変 フィールドの属性。定数の値やdeplicatedの情報なんかが属性として指定されるらしい。attributes_count数だけ続く
メソッドデータ
名称 サイズ(byte) 説明
access_flags 2byte メソッドのアクセス権限情報
★name_index 2byte メソッド名を示すconstant_poolのid
★descriptor_index 2byte メソッドの引数と戻り値の型の文字列表現を示すconstant_poolのid。「(<引き数の型><引き数の型>..)<戻り値の型>」形式。
attributes_count 2byte メソッドに付加された属性の数
attribute_info 可変 メソッドの属性。メソッドの処理コード、発生する例外などが属性として指定される。attributes_count数だけ続く

メソッドのレイアウトはフィールドと一緒。access_flagsの値やdescriptorの書式がちょい違う。あと、ちゃんと調べてないけど所持する属性も違うらしい。

ここまでの解析コード

→Javaクラス解析機

動作サンプル

解析! (解析対象のJavaソースは1日目2日目を参照)

open( "./Kitten.class", "r+b" ) {|io|
  jc = Java::JavaClass.new io
  puts jc.to_s
}
puts ""
open( "./HelloWorld.class", "r+b" ) {|io|
  jc = Java::JavaClass.new io
  puts jc.to_s
}

実行結果です。

// version 49.0
public super class com.example.Kitten 
extends java.lang.Object 
implements java.io.Serializable {

    private java.lang.String name;
    private int age;

    public void <init> (  ) {};
    public void <init> ( java.lang.String arg1, int arg2 ) {};
    public java.lang.String getName (  ) {};
    public void setName ( java.lang.String arg1 ) {};
    public int getAge (  ) {};
    public void setAge ( int arg1 ) {};
    public void meow (  ) {};

}

// version 49.0
public super class HelloWorld 
extends java.lang.Object {


    public void <init> (  ) {};
    public static void main ( java.lang.String[] arg1 ) {};

}