外部スクリプトファイルの読み込み

mx:Script@source、またはincludeステートメントで、外部のスクリプトファイルを読み込みます。

mx:Script@sourceを使う。

mx:Scriptのsource属性で指定した外部スクリプトファイルを読み込み、その中のmain関数を実行します。

MXML(include_sample.mxml):

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" layout="absolute"
    creationComplete = "main()" >

    <!-- ラベルを貼り付ける -->
    <mx:Panel title="" width="200" height="100">
        <mx:Label id="stdout" />
    </mx:Panel>

    <!-- 
      関数の定義を外部ファイルから読み込み。
      外部ファイルのパスを相対パスで指定する。
    -->
    <mx:Script source="functions.as"/>

</mx:Application>

外部スクリプト(functions.as):

public function main():void {
    stdout.text = "Hello World!!";
}

functions.asは相対パスで指定します。今回はMXMLと同じディレクトリに配置しています。

ファイル構成:

+root
  -include_sample.mxml
  -include_sample-config.xml
  -functions.as

コンパイルした結果はこちら。

includeステートメントを使う。

includeステートメントを使用する場合、次のようになります。

MXML:

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" layout="absolute"
    creationComplete = "main()" >

    <!-- ラベルを貼り付ける -->
    <mx:Panel title="" width="200" height="100">
        <mx:Label id="stdout" />
    </mx:Panel>

    <mx:Script><![CDATA[
        // クラスファイルを外部ファイルから読み込む。
        include "./functions.as";
    ]]></mx:Script>

</mx:Application>

参考:Flex 2 開発ガイド - ActionScript コードのインクルードおよび読み込みの比較