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カレントディレクトリの変更

Ruby

FileUtils#cdでカレントディレクトリを変更してブロックを実行します。ブロックを抜けるとそこは元のディレクトリです。

サンプル:

require "fileutils"

puts FileUtils.pwd
FileUtils.cd("friends") { # カレントディレクトリを変更
  puts FileUtils.pwd
}
puts FileUtils.pwd

出力:

XXX/ruby
XXX/ruby/friends
XXX/ruby

カレントディレクトリはrequireやloadでのロードパスにも影響します。

ファイル構成:　

├ mii.rb
└ friends
    ├ kuro.rb
    └ shiro.rb

mii.rb:

require "fileutils"
FileUtils.cd("friends") { # カレントディレクトリを変更
  require "kuro" # friendsからのパスで指定
  print "mii\n"
}

kuro.rb:

require "shiro" # kuro.rbからのパスで指定。
print "kuro\n"

shiro.rb:

print "shiro\n"

mii.rbの実行結果: 

shiro
kuro
mii